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月刊俳句誌「獐noRo」WEB版
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西口界隈 第二部 結城 音彦 酒場『ボルガ』のこと ランプの笠(承前) 私は忽ちヘナヘナとなってしまった。全身の虚脱感と底知れぬ寂寥感から、私は椅子に坐っているのも苦しかった。私は忠弥さんに心から詫びた。寛容な忠弥さんはそれっきり私を許してくれたらしい。 私はその後、彼のアトリエをいく度か訪ねているが、その都度虫のいいおねだりをして帰ってくる。「俳句研究」の表紙絵を描いて貰ったこと、思わぬ成り行きから私が主宰誌をもつハメとなり「風土」の表紙絵ばかりかカットまで頂戴したこと、申しわけないことばかりである。 しかし、やはり一番世話になり迷惑をかけたのは、店主の高島茂氏である。失職時代の酒代がどれくらい溜っているか、胸をやられて鶴川の四畳小屋で寝ていた期間、それから日赤、東京医科歯科大、国府台病院と転院し無事肺葉切除を終えて退院するまでの二年半、毎月一万という金を送金しつづけてくれるなど数え切れぬ恩になってきた。 この頃は足が遠退いたといっても、新宿へ出てよその店で酒をのむわけではなく、家に篭りがちの暮らしをして、年のせいか酒量もめっきり減るという始末である。』 つづく 前に戻る 西口界隈のトップに戻ります。順次各ページの「つづく」をクリックすると全文が読めます。 人気blogランキングに参加しています ワン・クリック応援を
by yukit1915
| 2006-03-05 09:27
| 西口界隈
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